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connectBlue AB(R)社がIoT(モノのインターネット)に向けたマルチラジオモジュールを発表。

  • 平成25年11月26日

琉球ネットワークサービスが総代理店を務めるスウェーデンconnectBlue AB社がドイツで開催されていた産業展示会において、 マルチラジオモジュール OWL355を発表しました。このモジュールは産業用ワイヤレス、医用ワイヤレス、 そしてIoT(モノのインターネット)等の組み込み用途に完全最適化されています。
 OWL355モジュールは、Bluetooth Classic (Ver.2.1+EDR)、Bluetooth Low Energyおよび2.4GHz・5GHzのデュアルバンド無線LANに対応しています。
 この全く新しいマルチラジオモジュール OWL355は産業用ワイヤレス、医用ワイヤレス、 そしてIoT(モノのインターネット)等の組み込み用途に完全最適化されています。 例えば、OWL355はIPCクラスやAQLスタンダードといった高い品質基準を満たし、 かつお客様の製品への組み込み搭載時には、MACアドレスが書込み済みで高周波部分の最適化済みですので、 微調整およびチューニング作業は不要な設計になっています。
 connectBlue AB社のCEOであるRolf Nilsson氏はコメントで、「マルチラジオモジュール OWL355はIoT(モノのインターネット)に おいて微小なセンサー製品との組み合わせを特に指向しており、それゆえ新たに極小のフォームファクターに沿って設計しました。」と述べています。「お客様がIoT(モノのインターネット)製品を素早く実現できうる製品の供給に重点を置いています。」
 ドライバーソフトウェアにはオープンソースであるLinuxのホストドライバを用いていることはもとより、 このモジュールにはハードウェア、無線モジュールの形式認証、EMC認証、Bluetooth認証、そして 幅広い種類の認証済みのアンテナとの整合性、そして超長期の製品ライフサイクルをまとめて提供することにより、 お客様の製品へのワイヤレステクノロジの組み込みに伴う諸作業を最小限にとどめることができます。
 マルチラジオモジュール OWL355は次のワイヤレス規格をサポートしており、組み込み機器に向けて堅牢な接続性を提供します。
・Bluetooth Classic (Bluetooth Ver.2.1 + EDR)
・Bluetooth Low Energy (Bluetooth Ver.4.0 LE)
・無線LAN IEEE802.11a/b/g/n 2.4GHz + 5GHz (U-NIIバンド 1、2、2e、3対応)
 他の特記すべき特徴として、目視検査に適した端子のハンダメッキ、-40℃から85℃の広範囲な動作温度、そして無線LANはSDIOかSPI、BluetoothはUARTホストインタフェースを備えています。




IoT (モノのインターネット)について

年間100億個を超えて出荷されるマイクロコントローラーチップは様々な種類のデバイス群が存在し「賢いデバイス」として、 インターネット経由もしくは限定されたエリア内で情報を交換しあうことが可能になっています。これらのデバイスは全てインターネットを経由してアクセスされることから、この進化は一般にIoT (モノのインターネット)と定義されています。あるデバイスをインターネットに接続しようとする際、マルチラジオモジュール OWL355のような低消費電力のワイヤレス接続が理想的です。多くの場合、そうしたアプリケーションおよびソリューションはイーサネットがついたゲートウェイを経由するか携帯電話網を経由してインターネットに接続します。
 IoT (モノのインターネット)に関する全体像についてより詳しくご覧になるには、「短距離・低消費ワイヤレスデバイスとIoT (モノのインターネット)」と題したホワイトペーパーを次のリンク先より入手頂けます。

http://www.connectblue.com/fileadmin/Connectblue/Web2006/Documents/White_papers/connectBlue-short-range-wireless-IoT.pdf

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  • 株式会社 琉球ネットワークサービス エレクトロニクス事業部
    tel: 098‐864-1001 email: device_info@r-net.co.jp